この度2025−26年度 福島南ロータリークラブの会長を務めることとなりました、菊地和宏です。重責に身の引き締まる思いではありますが、「エンジョイ・ロータリー」の精神で、1年間皆様と共に楽しみながら活動して参りたいと考えています。
どうぞ宜しくお願い致します。
さて、新年度を迎える直前、国際ロータリーのマリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴ会長エレクトが突然辞任するという驚きの報道がありました。しかし、すぐに後任としてイタリアのフランチェスコ・アレッツォ氏が選出され、迅速かつ冷静に対応されました。ロータリーは常に回転し、前に進み続ける組織です。どんな出来事が起きても、動じることなく前に進む姿勢に学ぶものがありました。私たち福島南ロータリークラブも、東日本大震災という未曾有の危機を経験しました。地震、原発事故、避難民の問題など、大きな困難の中で、当時の大橋パストガバナーを中心に、クラブは一丸となって復興支援に取り組みました。その結果、「福島南ここにあり」と、世界に存在感を示すことができました。まさに「災い転じて福となす」という言葉がふさわしい経験だったと思います。
現在、少子高齢化や景気の影響により、全国的に会員数が減少していますが、そんな中でも会員が増加しているクラブも存在します。その違いは何か?
私の答えはシンプルです。「活動が面白いかどうか」に尽きると思います。
私自身、ロータリー活動の意義が見えず、退会を考えたことがありました。ある先輩ロータリアンに相談したところ、「例会で一人ひとりに、なぜロータリーに参加しているのか聞いてみなさい」と助言され、実際に聞いて回ると、十人十色、さまざまな想いがあることを知りました。ロータリーの価値は一つではなく、会員の数だけ存在するということに気づかされました。
2025-26年度は、福島南ロータリークラブにとって創立55周年という節目の年です。人間で言えば円熟期。これまでの歩みを大切にしながら、次の60周年へ向けて新たな一歩を踏み出す年にしたいと考えています。
人間が日々代謝を繰り返し、命をつないでいくように、ロータリーの理念「超我の奉仕」もまた、人から人へ、時代から時代へ受け継がれていくものです。マリオ・カマルゴ氏のテーマ「Unite for Good(よいことのために手を取り合おう)」は、まさにその精神を象徴する呼びかけです。新会長のアレッツォ氏も、この理念を引き継いで活動されるとのことです。
私たちも、クラブの慣例や形式にとらわれすぎず、若い会員や新しい仲間の意見を積極的に取り入れ、「もっと楽しく、もっと活気のあるクラブ活動」を実現していきましょう!
1.新入会員5名以上の増強
2. 経験の浅い会員の発言・提案・企画の機会を増やす
3. 外部スピーカーを招いた魅力ある例会の実施
4. 例会・入会式・セレモニー・来訪者対応の見直し
5. 会員向けLINEグループでの迅速な情報共有
6. SNS(Facebook・Instagram・X等)による若年層への広報・勧誘
新しい挑戦を楽しみながら、活気あるクラブを一緒に作りましょう!各委員会への要望
【会場監督】
2025−26年度、菊地和宏会長のもと幹事を仰せつかりました伊藤弘子です。
まずは、このような機会を与えて頂きましたことに、感謝申し上げます。
伝統があり、会員数も多い福島南ロータリークラブの幹事という事で、身の引き締まる思いでおり
ます、菊地和宏会長のもと、二人三脚で職務を全うする覚悟でございますので何卒、ご指導・ご支
援を賜ります様、宜しくお願い申し上げます。
会員の皆様は、多くの行事に参加頂きみんなで創り上げる、一人一人が主役の、そんな活動が出来
るよう、楽しいクラブを目指します。
また、毎週の例会もスムーズな進行を心掛けて参ります。
例会が、待ち遠しい、楽しく為になる例会、出席して良かったと思って頂ける、そんな魅力ある例
会運営が出来るよう、役員・理事・委員会委員長・そして会長と心を合わせて、精一杯務めて参
ります。
どうか改めて、皆様のご指導・ご支援を賜ります様、宜しくお願い申し上げます。